これまでの和麓 -walock-
真冬の縁日
Pick Up いけばな龍生派家元教授:今井蒼泉
いけばな 「月弧の宵」
月齢にして十三夜となる冬の今宵12月2日。月のわずかにかけた弧には、心を揺さぶるものがある。新月から十三日目、満ちるわずか手前。それが満ちた時、月を鏡として彼岸と此岸が繋がり、遠く別れた人たちと出会う−−そんな夜を想像してみる。植物が、完全な「弧」を描くことはほぼないだろう。しかし、ありえない「弧」に思いをはせつつ、この夜の花としてみたい。弧が真円を描いた時、その向こうにはどんな風景が見えるだろうか。
2008年より東京都認定大道芸資格ヘブンアーティスト。DJやミュージシャン、現代美術アーティストなどジャンルを越えてのコラボレーションによるライブパフォーマンスをはじめ、クラブイベントでのデコレーション、陶芸家とのインスタレーション展などの活動を展開。
Pick Up 綾乃テン
人形・舞 「半夏生〜玉藻の舞〜」
晴れの日に降る雨は狐の嫁入りという。 悪行と生き死にを繰り返し、印度・中国・日本の三国を暗躍した、妖艶妖狐の化身『玉藻の前』。雨の夜、悪行を重ねる玉藻が偶然直面する自らの性(さが)との葛藤を、等身大の人形が描くオリジナルストーリー。
舞踏家 関由美子・人形師 百鬼どんどろ 岡本芳一に師事。19歳で舞踏に出会い、舞踏のメソッドによる物質的な身体の思想から、次第に人形や面に魅かれるようになる。 現在は、等身大の人形や面を自ら創作し、人形の遣い手としてだけでなく演じ手としても立ち、一人で二人称を操る。
台詞を使わず、所作や舞踊によりストーリーを紡ぐ作品創りをしている。そのストーリーは主に、生と死、女性の半生や内面を描くことを得意とする。舞台・映画の出演のほか、東京都公認ヘブンアーティストとして大道芸でも活躍中。
Pick Up わごう - wa ∞ go -
剣・舞
日本古来からの智慧や伝統芸能・文化を今を生きる人へのメッセージととらえ、新しい芸術として昇華する、剣士・後藤佑介とWagni (a.k.a 美乃)によるユニット。 古来の智慧には体・心・魂をゆさぶって統合していく理が隠されいてます。
今回は日本最古の書物「ホツマツタエ」の天の巌戸開きを、剣舞・うた・舞で表現しました。
剣士:後藤佑介 / 岐阜県出身。刀道四段・錬士。
2008年より全日本刀道連盟、文武両道塾に所属し実戦刀法を学ぶ。殺陣や物斬りとは異なる実戦刀法に主眼を置く。
Wagni ( a.k.a 美乃 -yoshino- )
光と闇を踊る即興舞踊家 / ファイヤーダンサー / イニシエーションファシリテーター 東京藝術大学 美術学部 先端藝術表現科卒
和麓 -HAC-のあれこれ
和にロック・オンするフェス 和麓 -walock- の、今までのレポートや出演者、そして和麓についてをこちらでご案内いたします。